from HISASHI
ぼくはピアノという楽器が大好きです。
ダイナミックスとリズムを従えた縦横無尽なサウンド。
それは宛ら、10本の指が奏でるオーケストラと言えるでせう。
『10人のピアニストと10曲のデュオ』
そんな贅沢なアルバムが作りたくて思いの丈を吐露したら、屈指の精鋭が集まって下さいました。
歌手冥利に尽きる幸せ!
同じスタジオの同じピアノ。
それがこれ程までに違った表情で僕の声と対話する妙を、そして、唯一無二な10個のかけらの輝きそれぞれを、楽しみ、愛でて頂ければ幸いです。
HISASHI 拝
収録曲
| タイトル | 10FRAGMENTS |
| アーティスト名 | HISASHI |
| 発売日 | 2010年4月1日 |
| 発売元 | ジパングプロダクツ株式会社 |
| 価格 | 2,500円(税込み)本体2,380円 |
| 品番 | ZIP-0035 |
| JANコード | 4582271150401 |
HISASHI ~ 本人による曲とピアニストについて
-
Guess Who I Saw Today
ピアノはハクエイ・キム
ハクエイ君のネイティブな英語力は、歌詞のドラマ性をスムーズに音と重ね合わせてくれました。そんな、物語を反映させた嘆美なピアノ・ソロからの幕開けです。
-
うつむきかげん
ピアノは林正樹
端正で正確無比!されどグルーヴした音がしなやかに歌声を包み込んでくれる林君の洒脱なピアノ。至妙なワルツを篤とご堪能あれ。
-
Don't Let Me Be Lonely Tonight
ピアノは谷川賢作
賢ちゃんならではのタイム間で奏でられたジェームス・テイラーに、HISASHIだからこそキチンと寄り添えるのだと自負しております。須く、それは一つの歴史というべし。
-
The end Of A Love Affair
ピアノは田中信正
いやはや・・・こんなクレイジー(良い意味ね)なデュオを、しかもスルーで録音できる幸せを噛締めました!でも不思議と安堵感をも併せ持った信さまのピアノなのです。
-
時よ
ピアノは小川文明
言葉にならない程にチャーミング、且つセンシティヴな音に涙します…。オルガンの名人の文明ちゃんにピアノを弾かせる数少ない歌い手で居続けよ~っと。
-
いつもの朝
ピアノは杉浦哲郎
僕のオリジナルを温かく愛でて下さり、心象風景を優しく描き出すような杉ちゃまのプレイはどこまでも真摯ですね。素晴らしい!
-
雨のにおい
ピアノはエミ・エレオノーラ
腐る一歩手前の昵懇の中(笑)だのに、正式な共同作業は初めてで感慨無量です。それにしても、今作の楽器でこんな音色を醸し出せるとは…さすがにエミだな~。
-
Stranger In The Night
ピアノは森下滋
周到に歌声を支えてくれるゲルシ~の技が光ります。加えて、キラキラ煌びやかで軽やかなタッチに心躍ります。Shall we dance?
-
NUDGE
ピアノは阿部篤志
「選択してきた過去がそのものの現在(いま)を形成する」ならば、べーちゃんは何を選択してこの曲を弾き始めたか…心酔があるほどに魅力的だ。しかし、自作でありながらに歌唱難曲だ。
-
なんて素敵な日
ピアノは黒田京子
作品の内面に沁み入るピアニッシモ。京子さんと話した、「待ち人は来るのか?もしかしたら待ち人はこの世には…」。素敵と寂しさは、いつも背中合わせで美しい。
HISASHI プロフィール
大学時より米軍基地や国内外でのジャズ・スポット等で歌手活動を開始。
そのワンアンドオンリーなヴォーカルスタイルと4オクターブ近い音域を駆使した独自の歌唱は、清水靖晃氏、村上“ポンタ”秀一氏、吉野弘志氏、ヤヒロトモヒロ氏等々…日本を代表する数々のミュージシャンとの共演を通し高く評価され、かのグラミー賞歌手クレオ・レーンからも絶賛される。
寺山修司追悼番組での共演を機に意気投合した谷川賢作氏と『VOX POP』というユニットを展開したり、右近健一氏(劇団☆新幹線)率いる『スパイダー・フロム・キャバレー』でのロック・ヴォーカルや、カウンター・テナーとして『ジ・エキセントリック・オペラ』にゲスト参加、またエンリケ氏(バービーボーイズ)とのロック・ユニット『1919』など、一貫した自身の美意識を軸に幅広い歌手活動を展開している。
又、様々なアーティストとのセッション活動の傍ら、映画、演劇、CM等の作詞、作・編曲も手掛ける(劇団民藝『星の牧場』、JTB『キャンペーンソング』、『TOYOTA CUP サッカー』等々)。
さらには、NHK内において、長年子供の歌唱指導・ミュージカル作品の音楽監修へ携わり、指導した子供達の数も延べ数百人以上という経験と実績をもつ。
2007年夏、豪華ミュージシャンを配したオリジナル・アルバム『OUT OF SIGHT』を全国リリース。
::: オフィシャルサイト :::
10名のピアニストの簡単なプロフィール
【ハクエイ キム プロフィール】
1975年5月6日、京都生まれ。5歳からピアノを始める。
1994年ティーンズミュージックフェスティバル札幌に於いて"ベストキーボーディスト"受賞。
高校卒業後、オーストラリア、シドニー大学音楽院(Sydney Conservatorium of Music, the University of Sydney)入学。
シドニー大学音楽院でECM等に作品を発表しているMike Nockに4年間師事、氏の音楽観に多大な影響を受け、同大学在学中奨学金受賞。11年の滞在後帰国。
2005年5月Debut AL「Open the Green Door 」(ディスクユニオンDIW 631)発表
Swing Journal「2005年度 ジャズ・ディスク大賞候補作」になる。
フランスのジャズ専門誌「JAZZMAN」 の2005年12月号で4つ星の評価を受ける。
2008年swingjournal ジャズディスク大賞に「Shadow of Time」ノミネート。
【林正樹 プロフィール】
5才よりピアノを始め、中学入学後ポピュラー音楽に目覚め、独学で音楽理論の勉強を始める。
その後、佐藤允彦、大徳俊幸、国府弘子らに師事し、ピアノ、作曲、編曲などを学ぶ。
97年12月に、民謡歌手の伊藤多喜雄のバンドで南米ツアー、国内ツアーに参加し、プロ活動を始める。
以後、自己のユニットである「宴」「KOKOPELLI」「アルカイック」「クアトロシエントス」「West/Rock/Woods」「Stewmahn」「SU」「シャバヒゲ」での活動の他に「小松亮太&ザ・タンギスツ」、中西俊博、エリック宮城ビックバンド、「Salle Gaveau」、海老沢一博、横山達治、中島啓江をはじめ、数多くのアーティストと共演。リーダー及び参加アルバムも多数あり、自己のユニットで聴かれるその作曲、編曲能力は各界で高く評価されている。
最近では中西俊博(Vln)との作品「バラード集」が人気を集めている。
2006年6月に、スウェーデンで録音を行った「KOKOPELLI」の1stアルバムをリリース、2008年5月にソロアルバム「Flight for the 21st」をリリースした。
【谷川賢作 プロフィール】
1960年東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。演奏家として、現代詩をうたうバンド「DiVa」ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。80年代半ばより作・編曲の仕事をはじめ、映画「四十七人の刺客」「竜馬の妻とその夫と愛人」NHK「その時歴史が動いた」テーマ曲等。88、95、97年に日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。近年では、06年びわ湖ホール制作「雷の落ちない村」の音楽監督(09年再演)ピアニスト舘野泉に組曲「スケッチ・オブ・ジャズ」を献呈。画家、山本容子の絵とエッセイで綴る「Jazzing」の音楽プロデュース。兵庫県立芸術文化センター制作の音楽劇「赤毛のアン」09年横浜開港150周年記念事業「DO- RA-MA YOKOHAMA150」の音楽監督。富山県文化振興財団委嘱作品「少年少女のための交響詩 ~めざめる羽 はばたく四季」(作詩/覚和歌子)初演。映画音楽の最新作は「ソロコンテスト」(監督/下條岳)
最新CDはパリャーソウィズフレンズ「セレッソ」(JMCK-3009)、 DiVa「うたをうたうとき」(TRBR-0013)
【田中信正 プロフィール】
独自の方法論とテクニックで新世紀を疾走するピアニスト。1968年横浜生まれ
4歳より電子オルガンをはじめ、16歳でクラシックピアノに転向。
国立音楽大学作曲学科中退。クラシックピアノを小灘裕子、ジャズピアノを藤井英一、橋本一子、 佐藤允彦各氏に師事。
1993年横濱ジャズプロムナード第一回コンペティションに
荒井皆子(Voice)とのDUOで出場。グランプリ、個人賞ベストプレイヤー賞受賞。
【小川文明 プロフィール】
1960年7月14日に大阪で生まれる。
5才からピアノのレッスンをうけ、高校2年から作曲を七ッ矢博資氏に師事して、シェーンベルク、バルトーク、ヴァーレーズなど現代音楽に傾倒し、大阪芸術大学作曲専攻科に入学。
卒業後、ドラムの菅沼孝三と結成したブラック・ペイジでキング・レコードよりデビュー。
プログレッシブ・ロックの布教に務めながら、様々なアーティストストのアレンジ、レコーディング、ステージをサポート(44マグナム、Malta、小曽根真、陣内大蔵、中間英明、奥野敦、林田健司、筋肉少女帯、少年隊、光GENJI、Smap、モーニング娘、松浦亜弥、桑名晴子、詩人の血、Oh!Penelope、etc.)。
その後、Rollyとと出会いすかんちのキーボードを担当し、同時にギターレスのロック・キーボード・トリオ:Suzy Cream Cheeseを結成。ここでは自己のオルガン・スタイルを探求している。
現在は、真心ブラザーズでキーボードを担当。
【杉浦哲郎 プロフィール】
名古屋市出身。4歳よりピアノを始める。法政大学社会学部在学中にバンドでデビュー。
その後、TV「タモリの音楽は世界だ」ハウスバンドバンマスなどで、アレンジャーとしてのキャリアを積む。
現在、ワハハ本舗専属音楽家の他、CMや演劇などの編曲等、よろず音楽クリエイターとして活躍中。
鉄道の旅、相撲観戦、そして「温泉ソムリエ」の肩書きを持つ温泉マニアでもある。
【エミ・エレオノーラ プロフィール】
ミュージシャン、音楽芸者。
1992年、世紀末の象徴的バンド「デミセミクエーバー」のボーカリストとしてデビュー。以来、日本のめくるめくアンダーグラウンドシーンを盛り上げてきた。ライブハウスでの活動のほか、舞台、本の出版、作曲活動など幅広い分野で活躍中。「ヘドウィク・アンド・ザ・アングリーインチ」日本版で初代イツァーク役を好演。右近健一(劇団☆新感線)主宰のロック・オペレッタ「スパイダース・フロム・キャバレー」に参加。石川セリ、UA、三上博史などに楽曲提供。著書に、映画『プリシラ』ノベライズ、『何て素敵!』などがある。
【森下滋 プロフィール】
新潟県魚沼市 魚沼大使 (市長任命)
1975年9月12日横浜市生まれ。3歳の時よりクラシックピアノのレッスンを開始する。
第10、11回浅草ジャズコンテストでは審査員特別賞を。第1回マツダインターナショナルジャズコンペティションにおいて松岡直也賞を授賞する。
ピアニストの佐山雅弘氏(ポンタボックスなどで活躍中)に師事しつつ、本格的な音楽活動を開始する。
この間、ジャンルを問わず自己のトリオ、スタジオワークなど幅広い活動を様々なミュージシャンと共に行なう。
現在は様々なアーティストのサポートを中心に、またソロコンサート、作編曲、子供を対象としたコンサート、街づくりのための文化事業のプロデュース、ジャズ教育、ゴスペルクワイヤーの指導にも力を注いでいる。
【阿部篤志 プロフィール】
1975年11月13日生まれ。岡山県出身。島根大学法文学部法学科卒。
音楽理論・演奏を独学で習得。大学在学中からプロ活動を開始する。2000年上京。
関東を中心にLive、作編曲、楽曲録音など多忙極まりなく活動中。
原点はJazzではあるが、現在では様々なジャンルの音楽にその活動の場を拡げている。
【黒田京子 プロフィール】
東京都府中市生まれ。1986年からジャズのライブ活動を開始。'80年代後半、自ら主宰したワークショップ「オルト」では、ブレヒト・ソングを素材に、ジャズだけでなく、演劇やエレクトロニクスの音楽家たちと脱ジャンル的な場作りを行う。
1990年、オルトでの活動を休止後、ソロ、デュエット、トリオ等のフォーマットで活動するほか、セッション・ワークも数多くこなし、中でも内外の即興ミュージシャンとの共演には実績がある。坂田明(as)、早坂紗知(as)、斎藤徹(b)、酒井俊(vo)などのバンドメンバーとしても活動。
また、劇団トランクシアターの音楽監督、朗読のグループの音楽を長期に渡って務める。他に、無声映画への音楽提供も積極的に行い、1997年より5年間、地元の府中市でジャズ講座を担当するなど、その活動の幅はたいへん広い。
2000年秋、横浜ジャズ・プロムナードのクルト・ワイルの生誕百年を記念したプログラムで、自己の「オルトペラ・アンサンブル」にて、『音楽劇/クルト・ワイルの道』を公演した。2004年からは太田惠資(vn)、翠川敬基(vc)とのピアノ・トリオ「黒田京子トリオ」での活動を始め、近年は即興演奏を主体とした演奏活動を行っている。
2006年春、「オルト・ミュージック」を立ち上げ、コンサートの企画も手掛ける。これまでに2006年秋に「耳を開く」コンサートシリーズを、2006年秋から毎年秋と春の計5回「くりくら音楽会」を門仲天井ホールと共同企画制作で行う。
国内のジャズ・フェスティバルはもとより、海外のフェスティバル(ニュールンベルグ、レバークーセン、ライプチヒなど)にも出演。
CDにはリーダー作品として、『NOW'S THE TIME WORKSHOP』(オルトでの演奏収録/1990年録音)、『SOMETHING KEEPS ME ALIVE』(ソロ/1991年4月録音)、『黒田京子トリオ/Do you like B ?』(太田惠資(vn)、翠川敬基(vc)とのトリオでの演奏/2004年12月録音)、『黒田京子トリオ/ホルトノキ』(メンバーは上記と同じ /2008年5月録音)